2017年03月29日(水)のメモ

« 前の日 次の日 »
16:41「読書をどう捉えれば良いのか?」→読書の有用性については、耳に胼胝ができる程に至る所で聞かされる。しかし、「本を読めば自ら考えなくなる」と言うのもショーペンハウアーが述べた通りである。この矛盾にどう立ち向かえばよいのか。一つには、「自分が"限界まで考え抜いた"問題について、他の意見と闘わせるために読む」という方略がある。これであれば、思考することを怠ることなく、知見を広げることができる。 [思考]
16:51「読書をどう捉えれば良いのか?A」→当然のことのように思われるが、自分がすでに持ち合わせている知識や思考に関する本をわざわざ読む必要は無い。内容が一見新しい知見のように思えても、それは自分の考えと同じことを巧妙に言い換えているだけの事である。表現技法を身に付けるには有用であったとしても、消費する時間に見合う効果は期待できない。「自分の論を無為に補強する」という快楽に、打ち勝つ必要がある。 [思考]
22:25「全ては習慣である」→生来の特性として認識されているものの多くは、習慣の産物である。考える力が無い、という一見先天的な特質に見えるようなものも、「考える習慣が余り無かった」という習慣から生じているものである。このことは性格に対してさえも当てはまる。例えば「自分は気が短い」と思っている人も、ただ「癇癪を起こす習慣を持っている」だけの事である。裏を返せば、習慣にさえ気を付ければ、欠点を改善することは容易なのだ。 [思考]

Timelogについて 利用規約 プライバシーポリシー 運営会社 謝辞
Copyright © FASHION Stream Inc. Based on the code by SUNLOFT Corp. All Rights Reserved.