珈琲部
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すばやりきめし

その液体は墨汁を垂らしたように黒く濁っていた。
こんなものが呑めるかと男は思った。
やれやれ。
けれど覚悟を決めた男は、砂糖もフレッシュも入れることなく口に運ぶのだ。
そうして男は言った。

「美味い?! インスタントも案外いけるねっ」

男はジャン=クロード・ヴァン・ダムが顔を殴られた時の様な顔で、悟ったのだ。
珈琲に貴賤なし。例えたんぽぽ珈琲も、仲間に違いないのだ。

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メモ2017/05/20 (土)05:57のメモPC この日のメモ
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