• 派手カイトあぁ……かなり鮮明な夢を見た。今は記憶もはっきりしている。 そして少し分かった事がある。夢から覚める直前、俺ははっきりあの世界を夢だと自覚した。いわゆる明晰夢の状態になったんだが、その時点で既に夢から覚めてしまっていた。あ、夢だと思った瞬間に、体の感覚がどんどん現実へと引き戻されていた。目の前の景色が未だ夢の中なのに、ユルユルと体の感覚だけが剥離していくような。


派手カイト

夢を夢だと思って楽しむより先に、「なんだ夢かよ…」という諦めの方が先に勝ってしまうようで。「あぁ、夢だわ…」と思ったが最後、世界は崩壊していった。精神面でどうあがこうが、脳が瞬時に現実世界の感覚器官を覚醒させていく。
多分SAOの技術が現実になったとして、シミュレーションの世界から現実へ戻る時は、あんな感覚なんだろうと思う。 > 派手カイト

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メモ2016/03/15 (火)03:31のメモモバイル この日のメモ
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  • 派手カイトもっと言うと、いかに(向こう側としての)感覚も景色も何もかもが鮮明でも、夢だと理解した瞬間、それはゲーム世界にダイブした存在程度に成り下がるし、何より、そこで対面していた人物達が、全員NPCに思えたんだよなぁ……直感的に。あぁ、そこがデカイかもしれない。ここでいくら人間関係やらがあった上で、全てはRPGの世界内でしかないと、瞬間的に悟ってしまうんだなぁ……。 > 派手カイト
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  • 派手カイトこの世界には、嫁も息子も仕事もある。 夢の世界だけを真実と思えていた内ならともかく、この現実が前提にある以上、夢を見るぐらいならそれこそを現実に引きずり落とせ……そういう気概の表れだと思えた。 > 派手カイト
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